千葉県管下々総国香取郡中村南並木上口
法華経寺末
日蓮宗 光明寺
一、本尊 釈迦牟尼仏
一、由緒 当寺ハ元密宗ニシテ権大僧日忠ノ開基ニシテ其後漸ク衰頽 慶安元年(一六四八)日崇請願シテ再建シ光明寺ト称ス
一、本堂間数 間口七間 奥行五間半
一、庫裡間数 間口六間半 奥行四間半
一、境内坪数 三百七拾六坪
二百七拾壱坪 民有地
百五坪 官有地
一、檀徒人員 二百四拾八人
とあり、『日蓮宗寺院大鑑』はその沿革を「慶安元年(一六四八)の創立。開山日崇。開基日忠。(大観には開山日忠、開基日崇とある)」と記している。草創の時代を明記する資料・縁起などは右の外に見当たらない。
常照山光明寺
本殿内陣の右には日蓮聖人木像、左内陣には大黒天が祭祀され、左へ入る別室には厨子に入った鬼子母神・妙見像・天神像が安置されている。