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路傍の小祠・石宮など

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 道祖神 三輪大神入口(字宮台二五〇の一番地)と、字後口(一六七の三番地)にあり、一里塚道祖神ともいう。いずれも旧江戸街道ぞいにある。
 馬頭観音 妙暹寺内墓地にある。寛政三年(一七九一)二月、村人の建立によるが、あるいは他所から此所に移したのであろうか。
 庚申塔 妙暹寺本堂前にある。延宝八年(一六八〇)四月二十五日の建立で、本染井村次郎兵衛・源右衛門・新右衛門・縫殿左衛門・源左衛門・太兵衛などの名が刻まれている。
 二十三夜塔 字宮台二五〇の一番地で、三輪大神入口道祖神の後にある。「南無二十三夜大月天」と刻まれている。
 明星塚 字明上塚一八一番地にある。三〇センチほどの家型石塔で、刻字は「明ヲ守ル 昭和七年 明星塚」とある。
 へいさく塚 字木なら四八一ノ一番地にある。畑の中の、三〇坪ほどが森になっているところに一基の石塔が建てられている。五四センチ余のもので、刻字は「妙法大法院宗要日仙法師 寛政九丁巳天(一七九七)六月十九日」とある。「へいさく塚」といわれるわけについては、不明である。
 題目板碑 妙暹寺境内に二基の下総式板碑があるが、摩滅して銘は読めない。
 また同寺北上の共同墓地に二基の下総式題目板碑がある。一基は高さ六六センチ、幅五九センチで「為父母三十三年并道妙也 応安七年(一三七四)七月廿六日」。もう一基は高さ七八センチ、幅三七センチで「右為妙   七分全得也 永 (享)六年甲寅(一四三四)七月日」とあり、ともに、「千葉県史料・金石文篇」に載せられている。