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目次
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地域史編
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旧多古町
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間倉(まぐら)
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宗教/神社・寺院
境内の小祠・奉献物
875 ~ 875 / 1100ページ
奉献物としては、大正七年一月建立の御影石で造られた鳥居があり、石段を登りつめた所に昭和十七年九月奉納の手洗石がある。
これらのほか、境内には小祠があり、一つの石宮には「金毘羅大権現 嘉永三戌年(一八五〇)十月吉日 願主村中治右衛門 惣兵衛」と刻まれている。
これから少し離れた石段の左手に刻字の摩滅した石宮があるが、これは疱瘡の神様といわれている。いつの頃か疱瘡が流行したときにその快癒を祈願して祀ったものでもあろう。