字和田台二二八番にある。集落の西に連なる丘の一部を削り取ったかと思われるところで、家並みの奥にある。現在は墓地になっていて、立っている幾つかの石塔が寺跡であることを示している。
それぞれの刻銘は次のとおりである。五輪塔「天明二壬寅季(一七八二)三月吉日 施主勝亦八郎左衛門」、常夜燈「常夜燈 文政二己卯(一八一九)同月当村上下 」、三基の如意輪塔には「 妙宥禅定尼菩提也 延宝二年甲寅(一六七四)五月二十九日」「当村上郷中 延宝七未(一六七九)四月吉日」「安永四乙未(一七七五)十一 牛尾村上講中」