(連載)

石碑のデジタル拓本

─国分寺市妙法寺、川崎・伊奈両代官謝恩塔─

千葉達朗(アジア航測株式会社フェロー 赤色立体地図発明者)

PDF『多摩のあゆみ191号』80~87p
※PDF内をクリックすると、高精細画像(カラー)を表示します。
『多摩のあゆみ191号』80~87p

【誌面掲載図版】

画像をクリックすると高精細画像を表示します

国分寺市妙法寺、川崎・伊奈両代官謝恩塔の東面の碑文、3D計測範囲全体の陰影起伏図
国分寺市妙法寺、川崎・伊奈両代官謝恩塔の東面の碑文、3D計測範囲全体の陰影起伏図
謝恩塔の碑文は垂直面に彫られていました。非接触フォトグラメトリ計測後、3Dモデルを回転させて水平にし、地形と同じようにします。その地形データ(DEMデータ)を使用し、GISソフトによって碑文面の地形をレインボウグラデーションで表現しました。同心円状の縞模様は変形して盛り上がったところです。
赤色立体地図拓本、国分寺市妙法寺、川崎・伊奈両代官謝恩塔東面の碑文(部分)
赤色立体地図拓本、国分寺市妙法寺、川崎・伊奈両代官謝恩塔東面の碑文(部分)
碑文面の陰影起伏図の白枠部分を拡大し、赤色立体地図の手法でデジタル拓本画像を作成。碑文の判読が容易な画像が得られました。
赤色立体地図のご利用にあたって