この石器は五軒家の集落を東に抜けた、街道に沿った北斜面から採集されたものである。地形的にみると、この地は羽曳野丘陵の西辺に形成された一支丘である(143・145)。このあたりは採集当時畑になっていて、畑地内の木株を掘り取るために、四〇~五〇センチ掘り下げたところ、この石器が単独であらわれたという(考古三左端)。
4 打製石槍・五軒家出土
この石器は五軒家の集落を東に抜けた、街道に沿った北斜面から採集されたものである。地形的にみると、この地は羽曳野丘陵の西辺に形成された一支丘である(143・145)。このあたりは採集当時畑になっていて、畑地内の木株を掘り取るために、四〇~五〇センチ掘り下げたところ、この石器が単独であらわれたという(考古三左端)。