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第17回 南池袋
昭和から平成へ・・・まちの変遷を語る 【動画配信】
■現地ロケ編
(2019年10月1日収録)
鈴木文雄さん、鈴木幸代さん、北村泠子さんに、南池袋地域をご案内いただきながら、「池袋駅東口」「小学校の統合」「南池袋公園」「豊島区新庁舎」「豊島の森」についてお話をうかがいました。また、ゲストの朝比奈安成さんに「シアターグリーン」について語っていただきました。
<ゲストご出演者>
朝比奈 安成さん 「仙行寺」院首。小劇場「シアターグリーン」(元「池袋アートシアター」)を創設。
■広報番組インタビュー編
(2019年10月31日収録)
■南池袋:5つのキーワード ( 現地ロケ編全文テキスト)
・池袋駅東口[現地ロケ編:00分05秒~]
かつて池袋駅東口には、トロリーバス(無軌条電車)と都電が走っていたが、1968(昭和43)年にトロリーバスが、1969(昭和44)年に都電が廃止となった。1980(昭和55)年5月、池袋駅東口から正面に伸びる広い通り(通称「グリーン大通り」)が完成。この通りは池袋駅前の主要路線であり、その利用について区が主体的に取り組む必要があったため、2001(平成13)年に都道から区道となった。
・小学校の統合[現地ロケ編:03分00秒~]
2001(平成13)年、雑司谷小学校、日出小学校、高田小学校が統合し、旧雑司谷中学校跡地に南池袋小学校が誕生した。2005(平成17)年、旧雑司谷小学校跡地に、保育園や障害者・介護施設などが入った複合施設「オリナスふくろうの杜」が建てられた。
・シアターグリーン[現地ロケ編:06分14秒~]ゲスト:朝比奈 安成さん
1968(昭和43)年、仙行寺が、都心にある寺院の社会事業の一環として演劇活動の場を提供することを考え、「池袋アートシアター」(後に「シアターグリーン」に改称)を開いた。施設の老朽化に伴い、2005(平成17)年9月にリニューアルオープン。この都内最古の小劇場の新たなスタートに際し、この地から新しい演劇が生まれ周辺地域が発展することを願う地元の要望を受け、2005(平成17)年8月、区は劇場の前の道に「シアターグリーン通り」という通称名を設定した。
・南池袋公園[現地ロケ編:08分04秒~]
2009(平成21)年9月14日から2014(平成26)年度まで、東京電力地下変電所工事及び公園整備工事で閉鎖されていたが、2016(平成28)年4月2日、全面開園した。南池袋公園の東側には、「豊島区空襲犠牲者哀悼の碑」が立っている。1945(昭和20)年4月13日深夜から翌14日未明に東京城北部一帯を襲った城北大空襲は、当時の豊島区の人口の約7割もの甚大な被害をもたらした。グリーン大通り周辺は、当時「根津山」と呼ばれ、その一角(現在の南池袋公園)に大勢の犠牲者がトラックで運ばれ仮埋葬された。
・豊島区新庁舎と「豊島の森」[現地ロケ編:10分54秒~]
2015(平成27)年5月7日、豊島区庁舎が東池袋から南池袋に移転し、新庁舎がオープン。庁舎屋上10階には、かつての豊島区の自然を再現した「豊島の森」を整備。豊島区の植生や生態など自然のしくみを学びながら憩える場となっている。
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