江戸時代の染井地区の状況と発掘地点 |
前述のように、染井地区には植木屋と大名屋敷が軒を連ねていました。しかし染井の歴史は、それらの植木屋や大名屋敷から始まるわけではありません。それ以前の歴史についても、発掘調査の中でほんの少しではありますが、わかってきています。 |
陥穴 |
その中で最も古いのは、日本郵船地区で発見された縄文時代の竪穴住居と陥穴(おとしあな)です。陥穴が約6000年前、竪穴住居が約3000年前のものと考えられます。そして、その他の地区でも縄文土器や弥生土器・土師器(はじき・古墳時代の土器)などが発見されており、当時染井の地に人間の住んでいたことは確実です。 |