門の基礎 丸く浅い穴の中に石が詰め込まれていた。 | 一方、大名屋敷の内側は、さらにいくつもの小さな屋敷に区分されていたようです。先ほどの白壁の内側に四脚門の基礎が発見されました。しかし、狭い範囲の調査では、どのような区画がこの中にあり、そこにどんな人が住んでいたのかはわかりませんでした。 |
| ところで、自分の土地や建物の安全を祈願することは今も昔も変わりません。屋敷内側の、白壁のすぐ近くから、九星の呪文を記し、水晶・ガラスの玉、そして赤・黒・白(黄?)の砂を入れた大形のカワラケが発見されています。地鎮(ぢちん)・鎮壇(ちんだん)の祈りをこめて、この屋敷に住んだ人々が埋めたものなのでしょう。 |