目次
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総集篇五
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第二篇 宗教
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B 東金市の寺院
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(二) 寺院各説
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東金地区
中道寺(田間)
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東金市田間字(あざ)新町にあり、法華宗本門派に属し、上行寺(田間)の末寺である。
本寺の創建は慶長二年(一五九七)六月で開基は日種である。その後、正徳二年(一七一二)火災にかかり、そのため古記類その他が失われたので、その歴史を明らかにすることが出来ない。
本寺が上行寺の末寺となったのは、「江戸幕府寺院本末帳集成(中)」によると、「延享年中御改之節落末仕候」とあるので、長久寺と同じく延享年中(一七四四-八)であった。