滝沢古墳群

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 滝沢古墳群の規模は小さい。現在調査発見されたものは二方墳・二円墳の四基である。東金市田間と道庭の間を流れる十文字川の水源の一つはこの滝沢にあり、滝沢集落の人は、この小さな小川の恩恵を今なおうけているが、古代住民もまた、これが生活の源泉であったのではなかろうか。
 古代研究者は、ここも菅谷郷の一地区であったのではないかと考えている。

 

 古墳は、他の古墳群とちがって、飛びとびに築成されており、
 1~2号墳の間隔約二〇〇メートル
 2~3の間隔約一〇〇メートル
 3~4号墳の間隔は約二五〇メートル
となっている。形式、大きさは次の通り。
 
古墳番号 形式 大きさ 備考
長さ直径 高さ
1 18m 2.6m 山林
2 11 3.7 山林
3 18 1.5 山林
4 13 2.5