春耕

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 万能(まんのう)、備中鍬を用い、さらに牛馬に犂(すき)をつけての田起(おこ)し作業が行なわれ、田には水がはられ、蛙が鳴き出す。種籾(たねもみ)が取り出され、唐箕(とうみ)で選別され、塩水選を行ない、芽出しのために防火用水などに叭(かます)ごと浸漬される。このことにより不良の籾を腐らせた。