目次
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総集篇五
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第八篇 民俗と風習
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A 東金の民俗風習
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(三) 農業行事
水口まつり
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種蒔き時に田の水の出入口に、つとっこ、またはちそっこと呼ぶ、菜種の花・蓬(よもぎ)・竹笹・芝・ひのこ(炭)焼米(籾の発芽したものを蒸(む)して乾燥)皮をひき煎(い)って砂糖を加えたものを供えた。
田の神をまつる苗代祭であり、焼米を供えるのは、鳥に啄(ついば)んでもらい、播(ま)いた籾(もみ)を荒さぬことを期待したものと思われる。