明治二二年(一八八九)一一月六日、株式会社滝沢銀行として、山武郡源村(東金市)滝沢一三九番地に資本金一万円で設立した。
明治二三年(一八九〇)一月二三日に営業を開始し、初代頭取は石田熊三郎である。
明治二九年(一八九六)五月二日、源村滝沢一三八番地へ本店を移転すると共に、資本金を四万円に増資した。明治三二年(一八九九)一月資本金を一〇万円に増資をし、成東支店(明治三八年廃止)を設置した。
大正一一年(一九二二)三月、資本金を二〇万円に増資し、同年七月二六日、本店を滝沢一四六番地に移転した。
昭和三年(一九二八)一一月一日、合併により千葉合同銀行滝沢支店となる。昭和一八年(一九四三)千葉銀行に吸収合併され営業廃止となる。
頭取 石田熊三郎、大正一二・-・-今井惣作、大正一三・一〇・-今井総明(「千葉銀行史」(一二九頁))より