東金銀行

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 明治一四年(一八八一)九月一九日、株式会社東金銀行として、山辺郡東金町(東金市)東金九七八番地に資本金五万円で設立した。
 同年一〇月一五日に営業を開始し、初代頭取は稗田哲之助である。
 明治二九年(一八九六)三月資本金五万円・明治三〇年(一八九七)五月資本金一五万円・大正七年(一九一八)九月資本金二〇万円・大正一三年(一九二四)八月資本金五〇万円・昭和三年(一九二八)一〇月資本金五八万円・昭和五年(一九三〇)一月資本金七三万円・同年三月資本金七八万円と増資してきた。
 大正五年(一九一六)六月二八日、東金町(東金市)東金一、〇五九番地へ本店を移転すると共に、支店を大網・成東・八日市場・八街・横芝・五井の各地に設置した。
 合併により昭和三年(一九二八)一〇月一日匝瑳銀行、昭和五年(一九三〇)一月一日椎名銀行・同年三月二六日三富銀行となる。
 昭和一八年(一九四三)二月一日千葉合同銀行に買収され、同年三月三一日千葉銀行に吸収合併され営業廃止となる。
 頭取 稗田哲之助、明治二九・-・-布施甚七、明治三六・-・能勢土岐太郎、大正・-・-小渋大吉・昭和七・-・-鴇田政春(「千葉銀行史」(一三二頁))より