この画巻は、岩崎出身の画家飯田林斎が、大野茶園(東嘉園)の茶の製造過程を12枚の絵として描き、茶園の主であった大野伝兵衛に贈ったものです。当時の東金周辺の文化人の合作によるもので、人々の交友関係を窺い知ることができます。大野茶園(現在の日吉台)、東金製茶場(現在の東金駅周辺)などの風景が詳細に描かれています。
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◎大野家と資料の詳細について
ときめき第8号『ぶどうの郷に残る「宇治」の名は天才商人・大野兵衛の夢の跡』散歩道
◎大野伝兵衛について
『東金市史 総集編五』(159頁~184頁)