八鶴館絵馬

 この絵馬は、八鶴湖の景勝を称え、後世に残るよう願いをこめ奉納されたと考えられます。
 御婦人が子供たちを連れて八鶴湖のほとりを散策している様子が描かれ、右側には建てられて間もない八鶴館(現在の八鶴亭の前身)、左側には本漸寺が確認できます。
 絵馬が奉納された明治20年代は、鹿鳴館での舞踏会開催、川上音二郎のオッペケペー節の大流行、大日本帝国憲法の発布、歌舞伎座開場、教育勅語の発布など日本は文明開化の最盛期を迎えていました。この時代背景のもと、八鶴館は社交の場となるとともに、文化発信の拠点としての役割を担っていくこととなりました。
 
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 第Ⅳ章 国登録有形文化財