市指定文化財(図書館蔵)

吉田城の絵図は市内外に伝わっていますが、豊橋市内に所在しているもののうち10鋪が市指定文化財になっています。このうち、豊橋市図書館は4鋪の吉田城絵図を所蔵しています。これらの絵図は、吉田城の建物変遷や構造の変化を示しており、近世吉田城の様相を知るうえで貴重な資料と言えます。
「正保城絵図」との関連性が考えられる資料で、発掘調査成果と整合性が取れる。本丸御殿の描写がされている唯一の絵図である。
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豊橋市指定文化財(平成18年7月31日)
年代:天明7(1787)年?

吉田城本丸、二之丸を鳥瞰図風に描いたもので、建物の描写は詳細である。宝永4(1707)年の地震により倒壊した本丸御殿が描かれていないため、同年以降の状況を示している。
豊橋市指定文化財(平成18年7月31日)
年代:不明 
実際とは異なり、鉄櫓を5層に描くほか、三之丸内を総石垣で表現している。
豊橋市指定文化財(平成18年7月31日)
年代:不明 
羽田野敬雄が書写した城内図で、城内の表現は簡素化されている。
豊橋市指定文化財(平成18年7月31日)
年代:文政2(1819)年2月