橋良文庫(郷土和装本)
橋良文庫は、豊橋市内の学校で教鞭を執るかたわら、郷土史の研究と郷土資料の収集に情熱を傾けた近藤恒次氏が所蔵していた図書を購入して設置しました。蔵書には、『ききんのこころえ』などの版本、写本などの和装本に加え、『明治前期に於ける豊橋地方の初等教育』『菅江真澄と植田義方』『時習館史』等の郷土史が多く含まれています。なかには『三河文献総覧』および『三河文献集成』等、近藤氏の自著もあります。その他、渡辺崋山、小栗風葉、菅江真澄関係資料のほか、漂流記に関するものも多く所蔵されています。
今回は、郷土の史料を中心とした約400冊をデジタル化して保存し、約20点をインターネットで公開しています。このうち、天保の飢饉の際に対処法が書かれた『ききんのこころえ』については、原本と翻刻が同時に見られるようにしています。
・サムネイルをクリックすると、高精細画像が表示されます。
・資料名をクリックすると、目録データが表示されます。
画像 |
タイトル |
翻刻 |
年代 |
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飢饉の心得 |
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万延元年[1860] |
・高精細画像では、右下のスライダーを動かすことで翻刻を重ねられます。
・翻刻欄のアイコンをクリックすると、テキストデータで翻刻を表示します。