旧軍隊施設利用計画図
豊橋市は、かつて「軍都豊橋」と呼ばれたように、市内に歩兵第十八聯隊や第十五師団など軍施設が多数存在していました。当館が所蔵する旧軍隊施設利用計画図は、戦後すぐの昭和20(1945)年11月頃のものと考えられ、豊橋市が陸海軍用地の払い下げや借地として使用するために作成した各施設の利用計画図です。図面は4枚が残っており、「豊橋市払下貸下申請軍用土地建物位置見取図」は市内全域の軍用土地建物位置図、「豊橋市旧百部隊配置図」と「元100部隊内官公署配置予定図」は旧歩兵第十八聯隊跡施設の利用計画、タイトルの無い1枚は、旧第15師団使用軍施設の跡地利用計画図です。