(あきやじょうほうバンク)
【現代】
市町村合併後の農山村地域の移住および定住対策として平成22(2010)年3月に創設された制度。空き家の提供者からの情報をもとに、市が空き家の利用希望者へ情報を提供し、入居希望者を募集する仕組み。もともと、この取り組みは足助町時代の事業であり、平成17年の市町村合併の後に対象地域を拡大して実施していくことになった。空き家情報バンクには、情報提供だけでなく、空き家の改修や住宅取得などにかかる費用を補助する定住促進制度などをはじめとするさまざまな制度が導入され、拡充されている。平成22~30年度までに空き家情報バンクを利用した移住者と移住世帯は、全体では490人、195世帯であった。また、最も移住者が多い地区は足助地区で、200人73世帯が移住している。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻698ページ、14巻604ページ
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