足助シャングリラ計画

 

(あすけシャングリラけいかく)

【現代】

足助町が策定した第3次総合計画。平成8(1996)年度にスタートした。これまでの総合計画づくりは、行政主導あるいは一部の住民やまちづくり組織によって行われてきたが、第3次総合計画は策定開始から「地域懇談会」をはじめ「移動役場」などを実施して住民の意見に耳を傾けて策定された。住民参加の「地域づくり」の実践と住民が主役となって住民と行政の協働で進められた。また同年5月から「足助町地域づくり計画推進要綱」を取りまとめ、地域担当職員制度の導入や、3年1期を一区切りとした計画推進期間を設けるなどして、行政と地域住民によって計画づくりが進められ、15地域(おおむね旧小学校区に相当)ごとに地域の将来像を描いた「地域計画」と74集落ごとに将来の方向性を示す「集落計画」が取りまとめられた。

『新修豊田市史』関係箇所:5巻566ページ、14巻625ページ

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