『あすけ通信』

 

(あすけつうしん)

【現代】

足助地区で発行されている地元出身者やUターンを考えるきっかけづくりとなる情報媒体。平成24(2012)年7月に行政と市民の協働事業によるUターン促進事業として地元情報を掲載した情報誌の編集・発行が開始された。足助地区の全戸に配布しているほか、同地区出身者や希望者等に送付されている。このほか、小原地区では『あすけ通信』と同様に、地元を離れた若い世代がUターンを考えるきっかけとして、平成26年3月から小原暮らし通信誌『おばらのじかん』を住民自ら取材して編集・発行するようになった。旭地区でも小原地区と同時期の平成26年6月に、地区外に住む地元出身者とのつながりを強めてUターンを促すことをねらいに、地域情報誌『シットルカン』が創刊された。また、おいでん・さんそんセンターの専門部会の一つである「地域スモールビジネス研究会」によって、豊田市の山里で暮らす移住女性に焦点を絞り、いなかでの暮らしぶりを紹介したガイドブック『里co(さとこ)』が制作・発行されている。

『新修豊田市史』関係箇所:5巻704ページ、14巻612ページ

→ おいでん・さんそんセンター