(いまいぜんろく)
【近代】
今井善六(種三郎)は安政元(1854)年9月矢作川沿いの加茂郡平井村で代々材木商を営む今井家に生まれ、明治17(1884)年12月家督を継いだ。明治20年代半ばには、しばらくの間平井・七重・四谷三か村組合村から郡会議員に選ばれ、その後組合村長も務めた。今井家は材木商として長野県の山々から材木を管流しし、平井村百々で筏に組み、下流に輸送した。善六は大正5(1916)年3月、百々に貯木場の建設を計画し、事業の拡大を図った。
『新修豊田市史』関係箇所:4巻591ページ
→ 百々貯木場