石清水八幡宮 

 

(いわしみずはちまんぐう)

【古代・中世】

京都府八幡市にある神社。八幡神を祀り、清和源氏の守り神としても崇敬された。鎌倉時代の亀山院の時代(院政は1274~87年)に、高橋荘の領家職を寄進された。そのため、地頭として現地支配を進める中条氏と対立することもあり、延文2(1357)年には足利義詮から、中条氏が領家の権利を押領したとの裁定も得ている。しかし、実際には中条氏の現地支配を崩せず、その権利も確保できないままであった。

『新修豊田市史』関係箇所:2巻320ページ