(いんぐうおうしんけ)
【古代・中世】
太上天皇、三宮・中宮・東宮・親王・内親王・諸王、そして五位以上の上級貴族の家政機関。三河国では、寛平6(894)年官符に院宮王臣家や諸司が諸国に徵物使を派遣し、調や官物を運ぶ船・車・人馬などを略奪したことがみえており、延喜5(905)年官符では諸院宮王臣家が狩りの使者を送るのを禁止などしたりしている。院宮王臣家はこののちさらに成長し、やがて国司(受領)も院宮王臣家に奉仕するようになる。
『新修豊田市史』関係箇所:2巻133ページ
院宮王臣家
(いんぐうおうしんけ)
【古代・中世】
太上天皇、三宮・中宮・東宮・親王・内親王・諸王、そして五位以上の上級貴族の家政機関。三河国では、寛平6(894)年官符に院宮王臣家や諸司が諸国に徵物使を派遣し、調や官物を運ぶ船・車・人馬などを略奪したことがみえており、延喜5(905)年官符では諸院宮王臣家が狩りの使者を送るのを禁止などしたりしている。院宮王臣家はこののちさらに成長し、やがて国司(受領)も院宮王臣家に奉仕するようになる。
『新修豊田市史』関係箇所:2巻133ページ