【現代】
平成25(2013)年8月に都市部と農山村部の交流促進をコーディネートするための中間支援組織として足助支所に開設された。主な取り組みは、①都市部の団体、地域、企業と農山村部の集落や団体が相互交流したいことをその内容に応じた相手先と結びつけ、交流関係の構築までを支援する「山里交流バンク」、②都市部の地域や企業と農山村部の集落が交流や助け合いを推進するためのパートナーエリア協定の締結を支援する「パートナーエリア協定の推進」、③農山村部の集落活動を支援するために、都市部住民のボランティアの派遣や活動の調整を担う「集落応援隊の登録・派遣」である。おいでん・さんそんセンターは、将来的に法人化を目指していたことから、平成29年2月に「一般社団法人おいでん・さんそん」が設立され、センター事業が引き継がれた。また、法人の自主事業として、「地域スモールビジネス研究会」「次世代育成部会」「移住・定住部会」「食と農専門部会」「森林部会」「セカンドスクール部会」のテーマ別専門部会を立ち上げ、「支え合う社会」の実現に向けた研究と実践活動が行われている。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻696ページ、14巻582ページ