大竹自動車 

 

(おおたけじどうしゃ)

【近代】

岡崎市に本社をおいた乗合バス会社。前身は大竹馬車会社で、大正4(1915)年に岡崎-足助に乗合自動車を運行。その後、大竹自動車に改名。昭和6(1931)年頃の時刻表によると、本社は岡崎市能見町にあり、乗合部と貸切部を有していた。足助発は1日17~18本あり、岡崎行きが9~10本、根羽行きが2本、小渡行きが5本、稲橋行きが1本であった。昭和7年に愛知電気鉄道系列の吉田自動車に吸収合併。

『新修豊田市史』関係箇所:4巻445ページ、11巻306ページ