大林役所 

 

(おおばやしやくしょ)

【近世】

久松松平家の定清が知行所支配のために大林村(高岡地区)においた役所。定清は刈谷藩主定政の三男で、延宝元(1673)年に大林村をはじめ500石の知行を得た。定清は子どもに恵まれず、元禄2(1689)年に断絶となり、大林役所は廃止となった。

『新修豊田市史』関係箇所:3巻50ページ