小原村  

 

(おばらむら)

【近代】

明治39(1906)年~平成17(2005)年の西加茂郡の自治体名。江戸時代の藩政村が合併を繰り返したのち、明治39年に成立。合併各村の大字を継承した以下の44の大字(田代、北、大ケ蔵連、東市野々、苅萱、平岩、岩下、西丹波、榑俣、平畑、日面、簗平、小、柏ケ洞、川見、雑敷、前洞、上仁木、下仁木、宮代、松名、遊屋、永太郎、大倉、北大野、西細田、大草、市場、李、川下、百月、三ツ久保、乙ケ林、沢田、千洗、西萩平、喜佐平、大坂、鍛冶屋敷、大洞、荷掛、大平、寺平、北篠平)からなっていた。その後、平成17年に豊田市と合併し、小原村は廃止された。明治17年の地籍帳からのちに小原村となる各村の土地利用データを総計してみると、田498町、畑217町、宅地60町、山林原野3648町であり、また明治24年の「徴発物件一覧表」の総計は、戸数1380、人口6469人(うち、男性3318人、女性3151人)であった。

『新修豊田市史』関係箇所:4巻380ページ