恩真寺鈴木正三和尚坐像
(おんしんじすずきしょうさんおしょうざぞう)
【美術・工芸】
像高53.5cm、檜材寄木造、内刳、玉眼、彩色。僧服に環袈裟を着け、法界定印を結んで結跏趺坐する鈴木正三像。頸部の銘記から正保2(1645)年に制作されたと考えられ、像内には正三の遺骨を納めた曲物の容器と書き付けが納められている。現在の彩色は明治期に着色されたもので、本来は黒漆塗の像であったとされる。市指定文化財。
『新修豊田市史』関係箇所:21巻44・149ページ
→ 寿像、鈴木正三