(がいこくじんしゅうじゅうとしかいぎ)
【現代】
「外国人集住都市会議」とは、1980年代以降に外国籍住民の急増を経験した自治体によって平成13(2001)年5月に結成された都市間ネットワークのことであり、会員都市が連携して外国籍住民に関わる諸課題(就労、医療、社会保障等)の解決や情報交換、多文化共生の確立に取り組んでいる。静岡県浜松市で第1回会議が開催され、平成17年10月には「浜松宣言及び提言」を採択し、関係省庁に外国人集住都市会議として初の申し入れを行った。それ以降、毎年開催都市を変えながら年に1度会議が開かれ、「宣言」が採択されている。会員都市数に増減はあるが、令和4(2022)年3月時点では群馬県太田市・大泉町、長野県上田市・飯田市、静岡県浜松市、豊橋市・豊田市・小牧市、三重県津市・四日市市・鈴鹿市・亀山市、岡山県総社市の13都市によって構成されている。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻545ページ
→ 多文化共生