(がっこうはつらつしえんじぎょう)
【現代】
平成20(2008)年度から導入された、補助員の配置を学校の裁量により選択可能とした制度。これにより各学校が創意工夫して特色ある学校づくりを進めることができるようになった。各学校は体力向上補助指導員、情報教育指導員、心の相談員、学校図書館司書、学校運営補助指導員、日本語指導員、校内整備員、養護教諭補助員の8つの補助員から、実情やニーズに応じて配置する。この制度の導入により、特色ある教育活動のさらなる進展とPDCAサイクルに基づいた学校運営が期待された。PDCAサイクルとはマネジメントサイクルの一つで、計画(plan)実行(do)評価(check)改善(action)のプロセスを順に実施することをいう。平成20年度と21年度を移行期間として、平成22年度から補助員の選択についてさらに学校の裁量を拡大するとともに、教育委員会が配置してきた補助員と学校はつらつ支援事業による補助員(学校裁量による配置)とを一部統合して、経費の抑制が目指された。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻782ページ、14巻414ページ