加茂病院

 

(かもびょういん)

【現代】

昭和22(1947)年5月1日に開設された、内科、小児科、外科の3科、職員数24人、病床数25床の仮診療所を端緒とする。昭和23年5月には、挙母町旧城(挙母地区)に移転新築し、病床数38床の病院となった。8月には愛知県厚生連の傘下となり、翌年から木造2階建北病棟66床増設などの病棟整備と施設の拡充を行い、昭和35年には病床数225床を有する病院となった。加茂病院は、豊田市の人口増大に対応して、昭和37年9月、元城町(挙母地区)に5階建病棟(300床)、2階建診療棟、3階建看護師宿舎など、延べ建築面積5230m2として完成、地域基幹病院となった。平成11(1999)年にはさらなる新築移転の検討に入り、浄水町(保見地区)を移転先として平成18年1月病院本体工事に着手し、平成19年12月竣工。平成20年1月、加茂病院時代の約6倍の敷地面積、約1.5倍の延べ床面積の建物が整備され、病床数606床の豊田厚生病院として新しいスタートを切った


『新修豊田市史』関係箇所:5巻9ページ