(かわがり)
【民俗】〈環境〉
河川を利用する運材法。矢作川上流や巴川は川幅が狭くて水深も浅く、岩場が多かったことから、木材を一本ずつ流すクダナガシ(管流し)や、山で伐採した丸太や竹を川に落として溜め、竹や丸太で堰を築いて水位を上げ、堰を切って一挙に川へ流すセギダシ(堰出し)を行った。矢作川では時瀬(旭地区)で木を組み、巴川では九久平(松平地区)の手前に綱を張って、流れてきた竹や丸太を回収した。これをカワガリ(川狩り)と称した。〈環境〉
『新修豊田市史』関係箇所:17巻256ページ
川狩り
(かわがり)
【民俗】〈環境〉
河川を利用する運材法。矢作川上流や巴川は川幅が狭くて水深も浅く、岩場が多かったことから、木材を一本ずつ流すクダナガシ(管流し)や、山で伐採した丸太や竹を川に落として溜め、竹や丸太で堰を築いて水位を上げ、堰を切って一挙に川へ流すセギダシ(堰出し)を行った。矢作川では時瀬(旭地区)で木を組み、巴川では九久平(松平地区)の手前に綱を張って、流れてきた竹や丸太を回収した。これをカワガリ(川狩り)と称した。〈環境〉
『新修豊田市史』関係箇所:17巻256ページ