(かんごう)
【考古】
弥生時代に集落の周りに築かれた大型の溝。集落防御用の濠と考えられる。前期の環濠集落は大陸から水田稲作農耕とともに日本列島に伝わり、県内では清須市ほか朝日遺跡や名古屋市高蔵遺跡、西尾市江尻遺跡などで検出されている。後期には社会の緊張状態を反映して、矢作川流域でも西尾市中根山遺跡や安城市本神遺跡、豊田市南山畑遺跡などで環濠が築かれた。南山畑遺跡の環濠は幅2~3m、深さ1~2mと推定されている。
『新修豊田市史』関係箇所:1巻230ページ
→ 南山畑遺跡
環濠
(かんごう)
【考古】
弥生時代に集落の周りに築かれた大型の溝。集落防御用の濠と考えられる。前期の環濠集落は大陸から水田稲作農耕とともに日本列島に伝わり、県内では清須市ほか朝日遺跡や名古屋市高蔵遺跡、西尾市江尻遺跡などで検出されている。後期には社会の緊張状態を反映して、矢作川流域でも西尾市中根山遺跡や安城市本神遺跡、豊田市南山畑遺跡などで環濠が築かれた。南山畑遺跡の環濠は幅2~3m、深さ1~2mと推定されている。
『新修豊田市史』関係箇所:1巻230ページ
→ 南山畑遺跡