(かんよういき)
【自然】
地下水にはいくつかの流動系が存在している(図)。その中でそれぞれの流動系を流れる地下水が地表から地下に浸透している状況が顕著に認められる(考えられる)地域をさす。涵養域に対して、地下水が地表に湧出しやすい地域のことを流出域とよんでいる。涵養域において開発行為があった場合、地表の被覆状態が大きく変化することで、その地域からの地下水への涵養量が減少すると、下流域において地下水を利用している企業や住民に影響を及ぼすことが考えられる。
『新修豊田市史』関係箇所:23巻207・269ページ
→ 地下水流動(系)