旧小原村役場(小原郷土館)

 

(きゅうおばらむらやくば(おばらきょうどかん))

【建築】

小原町(小原地区)。初代庁舎は街道筋の平田に建てられ、洞に移転し、2代目庁舎は、昭和10(1935)年9月竣工、昭和11年4月開庁。木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺。下見板張りに引違窓、土蔵を付けている。桁行16間、梁間6間、建築面積780m2(236坪)、建築費7500円、一般寄付金4341円。他に敷地購入や阿弥陀堂(2棟)移転費などは地元負担とされた。昭和52年、3代目庁舎の新築移転のため、廃庁となった。昭和54年小原郷土館として再活用されたが、平成28(2016)年に閉館された。


『新修豊田市史』関係箇所:22巻463ページ