旧小原村役場(古山家住宅)

 

(きゅうおばらむらやくば(ふるやまけじゅうたく))

【建築】

小原町(小原地区)。初代小原村役場。明治39(1906)年7月新設。主屋は、木造平屋建、入母屋造、茅葺(亜鉛鉄板葺)、桁行8間、梁間5.5間、146.7m2、納屋は2.6m2。姿は農家の造りだが、古写真によれば創建時は萱葺きで、中央に唐破風付玄関を突出させ、引違窓に外壁を下見板張りとしていた。後に、隣地の古山家が購入、教職員の賃貸住宅として活用された。貸家としたため室内は間仕切りで3分割され、六間取りとしている。


『新修豊田市史』関係箇所:22巻328ページ