(きょうしょくいんじゅうたく)
【現代】
昭和40年代以降、児童・生徒の急増に伴う学校教育施設の充実はもとより、優秀な教員の確保は重要な課題であった。そのため、市外からの教職員の受け入れ態勢として教職員住宅の整備拡充は、教職員不足が顕著となった昭和47(1972)年を機に本格化した。教職員住宅の設置にあたっては、公立学校共済組合から資金を調達して建設し、譲渡契約に基づき市が運営管理し、譲渡代金の割賦支払後、取得した。その後、教職員住宅は平成27(2015)年3月31日をもってすべて廃止された。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻328ページ、14巻380ページ