(きょうはい)
【近世】
雑俳とも呼ばれる世俗的な文芸の一つ。句の出来栄えを添削して点数化し、高得点の句を集めて刷り物を出版するといった興行が好まれるようになって生まれた。尾張・三河・美濃の3か国においては、前句を独立させて楽しむ「狂俳」が盛んであった。幕末になると農村部にも広がり、各々が詠んだ句を冊子や額に仕立てて神社へ奉納することが盛んに行われた。狂歌と共通するものも多く、詠み手は重なり合っている。
『新修豊田市史』関係箇所:3巻580ページ
狂俳
(きょうはい)
【近世】
雑俳とも呼ばれる世俗的な文芸の一つ。句の出来栄えを添削して点数化し、高得点の句を集めて刷り物を出版するといった興行が好まれるようになって生まれた。尾張・三河・美濃の3か国においては、前句を独立させて楽しむ「狂俳」が盛んであった。幕末になると農村部にも広がり、各々が詠んだ句を冊子や額に仕立てて神社へ奉納することが盛んに行われた。狂歌と共通するものも多く、詠み手は重なり合っている。
『新修豊田市史』関係箇所:3巻580ページ