金的中 

 

(きんてきちゅう)

【近世】

神社の弓神事において、境内に弓を射るために矢場が設置され、的の中心である金的を射止めると災いが取り除けるとした。金的を射止めた者は、金的中の扁額を神社に奉納した。足助八幡宮には、元禄7(1694)年以降の金的中の奉納扁額が伝来している。

『新修豊田市史』関係箇所:3巻601ページ

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