(きんま)
【民俗】〈諸職〉
山で伐り出した木材の搬出に使う木製の運搬具。そりの上に台木を横方向に取り付けたもので、ヒノキやスギで作った。長さ1.8~2mほど、幅80~90cmほどで、そりの接地面にはカシの薄板を貼り、積んだ木材が崩れないよう、木材同士をカスガイで留めた。市域では稲武・旭地区など山間部で広く使われ、肩に縄をかけ、鉄道の枕木のように丸太を敷き並べた上を1人で引き、手にした梶棒をブレーキとして使って操作した。〈諸職〉
『新修豊田市史』関係箇所:15巻75ページ
木馬
(きんま)
【民俗】〈諸職〉
山で伐り出した木材の搬出に使う木製の運搬具。そりの上に台木を横方向に取り付けたもので、ヒノキやスギで作った。長さ1.8~2mほど、幅80~90cmほどで、そりの接地面にはカシの薄板を貼り、積んだ木材が崩れないよう、木材同士をカスガイで留めた。市域では稲武・旭地区など山間部で広く使われ、肩に縄をかけ、鉄道の枕木のように丸太を敷き並べた上を1人で引き、手にした梶棒をブレーキとして使って操作した。〈諸職〉
『新修豊田市史』関係箇所:15巻75ページ