香積寺風外本高作品 

 

(こうじゃくじふうがいほんこうさくひん)

【美術・工芸】

足助町香積寺に伝わる、江戸時代の画僧として有名な風外本高(1779~1847)の30点ほどの作品。風外が香積寺に住した天保年間(1830~44)の作品が中心で、初期の作から晩年の作まで含まれ、初期には画僧月僊の、のちには池大雅や黄檗画風の影響を受けて変遷する風外の画風全体が網羅されている。江戸時代後期の宗教美術によくみられる抽象的な略画作品も含まれる。

『新修豊田市史』関係箇所:21巻326ページ

→ 風外本高