構造谷・構造線谷

 

(こうぞうこく・こうぞうせんこく)

【自然】

断層破砕帯や節理など地質の弱い部分に沿って侵食が進行し、その部分に規制されて形成された谷を構造線谷と呼ぶ。市域では矢作川中・上流域の三河高原には、比較的明瞭な北東-南西方向や東西方向の構造谷が認められる。これはは古い時代に活動した地質断層に沿った弱い部分が選択的に侵食され形成されたものが多い。

『新修豊田市史』関係箇所:23巻34・44ページ