(ごでらいせき)
【考古】
矢作川左岸の高橋地区御立町9丁目から野見町1丁目にかけて分布する縄文時代中期、弥生時代後期~終末期、古代・中世の遺跡。標高約40mの籠川面に立地し、西に接して8世紀代の牛寺廃寺が分布する。昭和48(1973)・平成3(1991)・同14・同16年に発掘調査が行われ、縄文時代中期の土器敷炉や深鉢・打製石器、弥生時代後期の竪穴建物跡や高杯・甕、古代・中世の溝や須恵器・灰釉陶器・山茶碗・古瀬戸四耳壺などが発見されている。
『新修豊田市史』関係箇所:1巻80・97ページ、18巻84ページ、19巻218ページ、20巻366ページ
→ 牛寺廃寺