柴田製糸場
(しばたせいしじょう)
【近代】
明治29(1896)年6月に挙母町に開設された器械製糸工場。吉田製糸場とともに、市域における蒸気動力による器械製糸工場の嚆矢である。明治35年時点で釜数40、工女数44であり、市域でみると、吉田衣川製糸場とともに吉田製糸場に次ぐ規模であった。日露戦後に廃業したと思われる。
『新修豊田市史』関係箇所:4巻267ページ
→ 吉田衣川製糸場、吉田製糸場