(しゃかいかふくどくほん)
【現代】
小学校3年、4年や中学校の地域学習のための社会科の副読本(郷土読本)。市内の小中学校の教員を中心に編集し、教育委員会が発行して社会科の授業等で使用している。旧豊田市では昭和40(1965)年に小学校3年用の『とよた』、4年用の『豊田』の初版が発行された。その後、数年ごとに改訂され、平成28(2016)年には改訂17版が発行された。また中学校用は昭和45年に社会科資料集として初版が発行された。昭和49年には『変貌する豊田』というタイトルで発行され、数年ごとに改訂されてきた。その間、『変貌する豊田』は『世界に翔く豊田』(平成5年)、『はばたく 豊田』(平成14年)とタイトルを変えてきた。合併町村でも昭和45年前後から小学校用の社会科の副読本(藤岡『ふじおか』、小原『おばら』、足助『あすけ』、旭『あさひ』、下山『しもやま』、稲武『ふるさと稲武』が発行されてきた。合併後は、豊田市版に統一された。
『新修豊田市史』関係箇所:5巻633ページ、14巻422ページ