（ジャスコ）

【現代】

ジャスコは岡田屋ほかを起源として、昭和45（1970）年3月20日（商号変更は4月）に合併により誕生したスーパーである。平成13（2001）年8月に会社名をイオンに変更し、スーパーや専門店を展開する日本最大規模の総合的な小売企業グループとなっている。市内では、昭和50年7月8日に豊田市広路町の国道248号沿いに豊田ジャスコシティ（ジャスコ豊田店）を開店した。大規模な駐車場を備えた低層構造の建物の郊外型店舗で、売場面積が1万m²を超える大規模店舗であった。建物の老朽化のため同店は平成27年8月31日にいったん閉店し、旧店舗跡地に新店舗を建設して平成29年9月7日、イオンスタイル豊田店として開店した。一方、昭和62年11月18日には、住宅地の開発が進む豊田市高橋地区に地域の共同による高橋共同ショッピングセンターが開店し、核店舗としてジャスコ高橋店が出店した。こちらも店舗面積が1万m²を超える大規模な店舗であり開設当時は映画館やスケートリンクも備えた複合商業施設であった。社名変更に伴いイオン高橋店となった。

『新修豊田市史』関係箇所：5巻481・762ページ、13巻631ページ

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