(しょうこくじ)
【古代・中世】
永徳2(1382)年に夢窓疎石を開山として足利義満が創建した、京都府上京区にある京都五山の第2位の寺院。明徳2(1391)年の段階で、高橋荘を寺領としていた。天皇家領荘園である高橋荘の領家職を与えられたものか。この年、猿投社領にも年貢催促を行おうとしたが、社人の嗷訴をちらつかせる猿投社との折衝の中で、催促を停止した。この事例からは、荘園領主に対する猿投社の対応の一端がうかがえる。以降の高橋荘との関わりは不明。
『新修豊田市史』関係箇所:6巻115ページ
→ 高橋荘